指導者のアドバイスも十人十色です
5g程度のバドミントンシャトルを「何グラム」「バランス何mm」のラケットで打てば理想なのか?
これは数値として算出されていないのが現実です。
ですから、指導者のアドバイスも十人十色になります。
これから皆さんが色々な方からバドミントンの技術やバドミントン用品のアドバイスを受けられる機会があると思います。
もちろん素直に聞くことも必要ではありますが、練習内容も用具の使用に関しても、ご自身の感覚で合うと思うものを選んで使っていただきたいと思います。
「より軽いものを使用する=楽をしている=上達しない」
などということはなく、軽いものを振る方が怪我の確率も圧倒的に下がりますし、疲労度も明らかに軽減されます。
プロ野球の選手があれだけ毎日鍛えていても1試合で100球投げるのが大変なのはご存知ですよね?
しかし、バドミントンでラケットを全力で振る回数が100回しかなかったら、基礎打ちだけで終わってしまいます。
野球のシュートが少年野球で禁止の理由
少年野球では怪我防止のためにピッチャーは変化球の一つであるシュートボールが禁止されています。
その理由は、シュートを投げるときの腕の動きのせいで、青少年のまだ完成されていない肩やひじに負担がかかりすぎるからです。
バドミントンラケットのスイング時の腕の運動は、このシュートボールを投げる動きによく似ています。
そのため、たとえ怪我をしなくても最初は筋肉痛などの痛みは誰でも経験します。
当然軽いラケットの方がこのリスクが軽減できるのです。
ぜひ皆様も今後バドミントンを楽しむ上で、色々な方々に教わりながらもご自身で正しい判断と考えを持って練習を行ったり、用具の選択をしていただき、怪我することなく早く上達していただければと思います。
その他ご質問等、わからないことがございましたらどんなことでもご質問にお答えさせていただきますので、いつでもお気軽にご連絡ください。