指導について
指導者の力
以前より多くのジュニアチーム、中学校、高校のバドミントン部の先生方とお付き合いいただいておりますが、 当然考え方や指導方法はそれぞれ異なり、私の考える指導方法と違う場合もありますが、いつも本当に勉強させていただいております。 本日は私が尊敬する先生の学校で、先日参加させていただいた高校の合宿で感じたことを書かせていただきます。
何よりも続けることの難しさ
バドミントンに限らず色々なスポーツで、よく「継続は力なり」という言葉を耳にされると思いますが、この一言の中にも色々な意味と深さがあることを感じました。「継続して練習を積み重ねることで、しっかりと自信の身について試合で結果が出る。」普通はこんな感じの意味として使われていると思いますが、学校やクラブ単位でみた場合に「名門校」と言われるチームの場合には、個人の練習の積み重ねだけではなくチームとしての歴史の積み重ねがある事が、特に私の個人の技術を向上させるだけの練習方法との違いと奥の深さを感じました。
環境に適した指導方法
私の考える指導法の基本は「常にシャトルを打つ」というものですが、 学校の練習では生徒の人数に対してコートの面数が足りない場合がほとんどで、その中で効率的に上達する方法を先生方は日々考案されている事に大変感動いたしました。コートは3面で生徒は50名。当然1コートに4人だけでは12人以外の38人は入ることができません。半面で2対1で入っても18人で、コートとコートの間の2つに3人づつ入っても半分の24人しか入れないのです。先日参加させていただいた合宿では休憩時間をうまく分けて取ったり、タイマーをセットして2分~3分で交代して、効率よく全員が打球できるというシステムでした。私がお付き合いしたのは丸1日でしたが、その短い間に生徒が明らかに上達しているのがわかりました。
技術指導とマネージメント
特に今回の合宿で感じたことは、先生のマネージメントの力です。 やはり、選手にとって一番大切なことは「やる気」だと思います。私が尊敬する先生方に共通していることは、生徒をやる気にさせる特別な何かを感じます。 今回の合宿では生徒に対してのマネージメントはもちろんですが、外部指導者の方々に対しても先生が本当に気を使われていることがわかりました。外部指導者の皆様も普段仕事をされている方ばかりですので、4日間ずっとお付き合いすることはできませんが、一人1日であれば都合を会わせることができます。1日で2人~3人の指導者が来ることで、4日で10人近い外部指導者が集まります。もちろん普段の土日でもこの学校には外部指導者が来てますが、全て先生の細かい気遣いによって集まっているのです。 バドミントンに限らないのかもしれませんが、バドミントンが教えられるだけでなく、指導者には周りの人の心をを引き付ける力が大切ですね。本当に勉強させていただき、ありがとうございました。
暑さと辛さで泣きながら打っている生徒もいましたが、温泉とおいしい食事の後はこの笑顔で安心しました。これからも先生と一緒に頑張ってください!!!
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